
このページではそんな疑問に答えます!
四国に観光で来られる人にお会いすることはよくあるのですが、だいたいの人が「香川」や「愛媛」までしか行かなかったと言うのですね。
これは本当にもったいない。
バックパッカーとしていろんな国へ行きましたが、そんな私でも高知は自然にあふれ人も優しく、とても楽しい場所だと思います。

参考にするぜよ!
※高知の若者は「~ぜよ」という言葉をあまり使いません。
この記事でわかるコト
高知の観光ルートと観光日数
高知を全力で観光しようと思うと、少なくとも1週間は必要です。
地図を見ると一目瞭然ですが、高知は横長の形をしておりめちゃめちゃ面積が広いです。
高知の端から端まで(足摺岬から室戸岬まで)車で5時間かかります。。
そのうえ、観光地が高知中に点在しているため、すべてを回ろうと思うと1週間必要になってしまいます。
端から端まで観光をしていると時間がいくらあっても足りないため、このページでは高知市(高知県のちょうど真ん中)と四万十市(高知県の左端)をメインの観光地としておすすめします。
あっ、ちなみに高知は車が必須です。大阪や東京のように電車でまわるなんてことは到底無可能ですので車を用意してください。
電車は一応あるのですが、1時間に数本の鬼畜なタイムスケジュールですし、四万十市の観光地へアクセスするのは手間と労力がかかりすぎます。
大人しくレンタカーを借りましょう。
[行くべきエリア]
- 高知市周辺(ひろめ市場、はりまや橋、高知城、桂浜など)
- 四万十町周辺(四万十川、沈下橋、足摺岬、柏島など)
まずは高知市から行きますよー!!
高知市の観光ならここへ行け
高知以外の場所から観光に来る場合、まずは高知市に入ることになります。
高知の伝統の祭典「よさこい」もここ高知市で開催されます!
美味しいお魚もここ高知で楽しむことができます。
地元民交流の場所!「ひろめ市場」
はい、ここが最高におすすめの場所です。
この記事のメインとなると言ってもいいです!
高知県民ならだれでも知っている有名スポット。
ここで高知の郷土料理はだいたい食べることができます。
簡単に言うと、地元民ご用達の大きな屋台村のような施設です。
飲食店が約40店舗、その他物販店が20店舗ほどひしめき合っています。
市場の中心にはテーブル席が数十個並べられており、周りのお店で料理を注文して席に座って食べるというお祭りのようなシステムです。
飲食店は刺身系や麺系、油ものなどなんでもそろっていますが、せっかくの高知です。
ぜひぜひ鰹を味わってください。
ちなみに、僕が「高知で一番上手い」と思う鰹の叩き専門店が、ここひろめ市場に店を構える「明神丸」さんの「鰹の塩タタキ定食」です!

平日であれば「鰹の塩タタキ丼」も食べられます。あぁ、食べたくなってきた…。
こちらのお店、最近乗りにのっていて東京にも進出し始めました。
ただ、高知と東京では全く鮮度が違うので、ぜひ高知で食べてみてください。
下記で明神丸について詳しく説明しました!
日本三大がっかり名所「はりまや橋」
これは知ってる人も多いのではないでしょうか。
日本がっかり名所の1つ、はりまや橋です。
歌の歌詞にもなっているほど有名な場所なのですが、車で通ると100%見逃します。
Uターンしても見逃すかもしれません。
わずか20メートルほどの橋、なぜここが観光地なのでしょうか…。
じつは現在道路となっている播磨屋橋(はりまやばし)を再現するために作られたのがこの赤いはりまや橋なのです。
昔ながらの遺産がそこに!「高知城」
ひろめ市場のすぐ目の前にあるのが高知城です。
この歴史的建造物には、なんとたったの350円の入場料を払えば入ることができます!
このお城は昔ながらの設備をそのまま残しています。
大阪城や名古屋城のようなエレベーターやエスカレーターはありません。
かなり急な階段などもありますが、昔の雰囲気をぞんぶんに感じることができます。
高校時代までこのような城しか知らなかったので、大阪にある近代的な城を見たときは驚愕しました…
ぜひとも、昔ながらの城を楽しんでください。
ちなみに!!
高知城にたどり着くまでの坂の途中に「アイスクリン」というアイスのようなものが売っています。
高知限定のアイスクリームです。
めちゃめちゃ美味しいのでぜひご賞味あれ。
東京でいろいろなスイーツを食べていますが、アイスクリンを超えるスイーツはありません。
竜馬が歩いた道!景勝地「桂浜」
上の3つとは少し距離がありますが、「桂浜」も高知の有名な観光地です。
坂本龍馬の大きな銅像が立っていることでも有名です。
大晦日には隣県や兵庫県などから初日の出を見るためにたくさんの人が集まります。
海に沈んでいく夕日は本当にきれいです。
海岸周辺には「桂浜水族館」といった施設や「闘犬」などのイベントも開催されています。
ちなみにこの海岸、景勝地に指定されているため泳げません。高知で泳ぎたい人はヤッシーパークへ行きましょう。
最近、桂浜水族館は奇妙な個性的なキャラクター「月曜から夜更かし」に取り上げられ、twitterなどでも人気沸騰中です!
桂浜水族館ではいろんなショーや高知特有の生き物を見ることができるので、ぜひぜひ観光してみてください。
高知で最高におすすめな居酒屋
高知といえば、新鮮なお魚料理と日本酒でしょうか!

という言葉はを高知のどこかで聞くことがあるかもしれません。
これは「みずっぽくて飲みごたえのないビールが嫌だ」という意味で、お酒が大好きな高知の県民性を上手く表している言葉だと思います!
(ひろめ市場では昼からビールを飲んで盛り上がっているおじさんが必ずいます。笑)
そんなわけで、ぼくの超絶おすすめ高知の居酒屋を紹介します!
有名どころではありますが、ここだけは言ってほしい!名店3選です。どうぞ!
高知の名店居酒屋:大吉
まずはこちら、高知市帯屋町にある「居酒屋 大吉」
高知の人間が最初におすすめすると言っても過言ではないでしょう。
鯨、鰹、ウツボ、清水サバ等の海の幸、自家菜園の山の幸、高知の川の幸を使った郷土料理を楽しめ、イカ団子など他店では味わえない大吉オリジナル料理も味わえます。このイカ団子がめちゃめちゃうまい!
価格もリーズナブルで、たらふく飲んで食べても一人当たり4000円前後ですね。
かなり人気のお店なので、事前予約は必須です!
高知の名店居酒屋:葉牡丹
こちらも高知ではとても人気なお店。
創業からすでに60年も経過しており、人気の高さが伺えますね!
しかもこのお店は11時から営業開始しているので、お昼から飲みたい人にはうってつけのお店なんです。
値段の単価も安く、せんべろ(千円でベロベロ)のお店としても人気です。
高知の名物「ウツボのたたき」もここで食べることができます。
ぜひ試してみてください!
高知の名店居酒屋:安兵衛
こちらはお刺身の名店ではないのですが、非常に人気のお店なので紹介しておきます!
餃子の名店、安兵衛。高知には「安兵衛」が全部で3店舗あります。
- 屋台安兵衛
- いまどき安兵衛
- ひろめで安兵衛
屋台安兵衛は夜中の3時まで営業しているので、夜中でちょっと飲みに行きたいときに重宝します。
高知の居酒屋は23時に閉店してしまうところが多いので、こういうお店は貴重ですね!
四万十市の観光ならここへ行け
高知市よりさらに自然を大満喫できるのがここ四万十市!
日本最後の清流として名高い「四万十川」やマクロダイビングで有名な「柏島」、太平洋の雄大な景色を楽しめる「足摺岬」
とにかく大自然が盛りだくさん!
個人的には四万十市で数日をゆっくり過ごしていただきたい。。。
日本最後の清流!「四万十川」
四万十市として聞いて最初に思いつくのはここ「四万十川」ではないでしょうか?
こちらは柿田川・長良川とともに日本の三大清流に数えられる、それは立派な立派な一級河川です。
この川には「沈下橋」と呼ばれる橋がところどころにかかっており、夏場になるとこの橋から飛び込む度胸試し大会が行われることでも有名です。
四万十川は氾濫川としても有名で、昔は川にかけられた橋が川に押し流されるという事件がたびたび起こっていたんですね。
そこで、川が氾濫しても押し流されないように、増水時には水面下に沈んでしまう橋ということで沈下橋を作りました。
沈下橋としては川の最下流にある「佐田の沈下橋」が有名で、観光シーズンになると多くの観光客が訪れます。
なぜこの沈下橋が一番有名なのかというと、あの人気ドラマ「遅咲きのヒマワリ」のロケ地に選ばれたからなんです!
夏場は河川敷でバーベキューをやったりと、まさにTHE 夏の遊び方ができる一大スポットです!
都会の人は信じられないかもしれませんが、川の深さは場所によっては10mを超える部分もあります。
飛び込むには十分な深さですが、溺れないように気を付けましょう。。。
太平洋を臨む!四国の西端「足摺岬」
まるで火曜サスペンスに出てきそうな断崖絶壁の観光地がここ「足摺岬」です!
遠くから見るのが景色がよくてインスタ映えしますが、灯台近くまで探検するのも面白いです!
柵がない部分もあるので気を付けてくださいね!
四国の絶景!高知の遺産「柏島」
高知が誇る絶景のダイビングスポット「栢島」は四万十町の近くにあります。
この海、とにかく美しいです。沖縄のようなコバルトブルーの海が広がっています。
ダイビングも盛んで、マクロでは日本で随一と言われているそうです。
ダイビングセンターもいくつか点在しており、2ダイブ16000円が相場となっているようです。ダイビングはボートダイブが基本となっています。私は「栢島ダイビングサービスAQUAS」さんにお世話になりました。ダイビング中にはウミガメにも会うことができました。
夏場はかなり人気があり予約でいっぱいになるそうなので、早めに予約することをおすすめします。
まとめ
いかがでしょうか。高知の魅力が少しでも伝わったならば幸いです。
自然と美味しい食事にあふれた高知県を、旅の目的地にぜひ!
どうやってまわるの?日数はどれくらい必要なの?