見知らぬ人の車に乗せてもらって長距離移動するヒッチハイク。
ヒッチハイクに挑戦してみたいと思っているけれど、やったことがないと不安に思っちゃいますよね。

そんな疑問を解消します。
結論からいうと、「少しの勇気」「満面の笑顔」「ちょっとしたコツ」さえあればヒッチハイクは成功します!(断言)
ぼくもヒッチハイクをはじめた当初はなかなか車が捕まらず、「どうすれば車が捕まるんだろう?」と何度も試行錯誤を重ねました。
でもヒッチハイクのコツを掴むとあれよあれよと車を捕まえることができました!
この記事を読めばヒッチハイクのコツを掴むことができます!
ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかるコト
ヒッチハイクの前提知識

この章では僕がヒッチハイクを行って得た知見やコツを紹介していきます!
ヒッチハイクは2人でも大丈夫?
僕のようにヒッチハイクを2人でやろうと考えているアナタ。
よくみるヒッチハイクのブログはだいたいが1人でやった経験談ですよね。
「果たして2人でも大丈夫なのだろうか?」
そんな不安に駆られていませんか?
安心してください!2人でも大丈夫ですよ!←古い
このブログタイトルにも書いていますが、ぼくはヒッチハイクを2人で行い無事に目的地にたどり着くことができました。
たしかに1人のほうが機動性が高く、ドライバーが1人の場合に乗せてもらえる確率は高くなります。
ただ、2人だからと言って極端に乗せてもらえなくなるわけではありません。
1人が不安なら2人でもいいんですよ!
ただし3人以上はオススメしません。
というのも4人乗りの車だった場合、2人以上が乗っていたらその時点で定員オーバーだし、そもそも3人乗せるのって怖くないですか?
3人もいれば車をハイジャックされる可能性も格段に高くなりますし。。。
というわけでヒッチハイクの人数は2人までに抑えましょう。
ヒッチハイクを始める場所
ヒッチハイクを始める場所は大きく2つに分けられます。
- 一般道(国道や県道)でのヒッチハイク
- 高速道路パーキングエリア内でのヒッチハイク
一般道で行うヒッチハイクは止まってくれる車が比較的に少ないです。
というのも長距離を移動する人は高速道路を使う傾向にあり、一般道を走っている車は大半がスーパーやショッピングセンターへ向かっているためです。
初心者は高速道路でのヒッチハイクから始めるのがおすすめです。
ぼくは高速道路でヒッチハイクを行いました。
ヒッチハイクで乗車成功率をあげる5つのコツ
ヒッチハイクは車に乗せてもらえないと始まりません。(当たり前)
でもこれってかなり重要で、「それ乗せてもらう気あんの?」と言ってしまいたくなるようなタブーを犯しているヒッチハイカーが多数いるんですよねー。
ぼくもそのうちのひとりなんですが…
ヒッチハイクを成功させるための5つのコツを紹介しておきます。
- 車の通りが多い場所(大きな国道や大型サービスエリアなど)で行う
- スケッチブックには具体的な地名を書くこと
- 目的地は自分たちの行き先の通過地点で近い場所を書き、毎回書き換えていくこと
- 立つ場所は車が停まれるスペースの20m手前
- 最高の笑顔を忘れない
とくに 3 なんかはぼくも最初まったく守れてなかったですねぇ。
どうしてこれらが大事なのかは、次章の「僕のヒッチハイクストーリー」で解説していきます。
僕のヒッチハイクストーリー

というわけでここからは僕のヒッチハイクストーリーを紹介しますね。
そもそもぼくがヒッチハイクをやってみようと思ったのは「好奇心」からでした。
ちょうど大学も卒業を控え、何か面白いことをやってみたい!
そう思ったときにヒッチハイクが浮かびました。
おそらく、社会人になってからヒッチハイクを行うのは難しいでしょう。
大の大人を乗せてあげようという人はなかなかいないと思います。
(私の職場には社会人になってからヒッチハイクに挑戦したツワモノがいました。)

そんな単純な理由でヒッチハイクを始めようと思いました。
でもやっぱり1人でヒッチハイクを始めるのは怖いもの。。。
ということで僕はヒッチハイクを2人でやってみることにしました!
ヒッチハイクは滋賀→東京で行いました。
このルートでヒッチハイクをする人が1番多いのではないかと思います。
車の台数が多く、距離もちょうど良いからでしょう。
期間はもともと4日を予定していました。
結果から言うと2日で東京にたどり着いてしまいました。
乗った車の台数は5台です。
大津サービスエリア
ヒッチハイクは滋賀の大津サービスエリアから始めました。
ここをスタートに選んだのは、一般道から徒歩で入場することができたからです。
さっそくスケッチブックに「東京方面 ヒッチハイク」と記載して車を待ちます。
1時間が経過‥
全く車が来ません。
それもそのはず、ここのサービスエリアは、サービスエリアとは名ばかりの極小休憩場だったのです。
車はおろか人の数もかなり少ない。
スタート時間が15時と遅かったため焦りが積もります。
あまりにも人が少ないので喫煙所にいるおじさんに声をかけました。

するとおじさん、意外にサラッと許可をくださりました。
ただし、次の大きいサービス(草津サービスエリア)まで。
ここでおじさんから次のようなアドバイスをいただきました。
- 車が多いサービスエリアに立つこと。
- スケッチブックには「〜方面」ではなく具体的な場所を書くこと。できれば近い場所。
後者については、あまりに遠い場所だと「そこまでは行かないなぁ」と思われて乗せてもらえないようです。
草津サービスエリア
1台目の車にお礼を言い、2台目に乗せてもらえる車を探します。
草津サービスエリアはかなり大きいサービスエリアで、車の出入りも多かったです。
駐車場の大きさは50台程度停まれる大きさでしょうか。
20分ほど経過したところで1台の車が停まりました。
車が自分たちの前でゆっくりになる瞬間が、最高にワクワクします。
案の定、乗せていただけるとのことでした。
大津の3分の1以下の待ち時間です。
車に乗ってから自己紹介をすると、なんと名古屋市の元衆議員をやっていたという方でした。
人生におけるノウハウをたくさん聞くことができました。
やはり、議員選挙に勝ち残った方というのはソウルが違いますね。
しかも、ちょうど名古屋に帰るところだったと言うので、名古屋まで乗せていただけることになりました。
15時スタートで20時には既に名古屋。好調のスタートです。
その日は20時を過ぎたということもあり、名古屋で一泊することになりました。
どこに泊まろうかと考えていると、ドライバーの方に「スーパー銭湯」をおすすめされました。
場所は「湯~とぴあ宝」という栄にあるスーパー銭湯です。
このスーパー銭湯は24時間営業しており、ソファ席などが配置され自由に寝ることができます。
2720円で18時~翌朝10時までの滞在ができるので、当時お金がない学生だった私には好都合でした。
ベッドじゃないと寝れない、隣のおじさんのいびきが気になるという方にはおすすめしません。
※セキュリティ面はしっかりしているとは思いますが、念のため女性はホテルに泊まってください。
ヒッチハイク2日目は一般道から始めました。
できるだけ車の通りが多い場所を選びました。
宿泊場所から近い国道1号線の信号付近で車にサインを送ります。
1時間ほど経過しましたが、車が停まる気配が全くありません。
高速道路に比べて周りからの視線も痛いです。
少しずつ場所を変えながら(大通りからは外れずに)サインを送ってみたところ、次のようなポイントが良いことに気づきました。
- 車が停まれるスペースの20mほど手前に立つ。
- とにかく笑顔で身振り手振りを大きく。
スペースがなくて停まりたくても停まれない場所だと、意味がありませんから…
30分ほどしたところで車が停まってくれました。
改善の効果ありです。
浜松サービスエリア
3台目の車には浜松サービスエリアまで連れて行っていただきました。
たまたま浜松へ用事があるというご家族の方でした。
ヒッチハイクって独りでドライブしている方に乗せてもらえるというイメージが強かったのですが、意外と家族連れの方にも受けが良かったです。
かなりの質問攻めに合いました。
浜松サービスエリアでは何度か車が停まってくれたものの、業務用の車だから人を乗せられないとのことでした。
つまりトラックなどはハードルが高いということになります。
イメージとは正反対でした。
ただ、最終的にここで乗せてもらったのはトラックでした。笑
このトラックのおじさんは昔ヒッチハイクをしていたことがあるとのことで、親しみのあまり乗せたくなったそうです。
(東京から広島まで0円で渡ったそうです。ツワモノ。)
牧之原サービスエリアまでの長期ドライブにお付き合いいただきました。
牧之原サービスエリア
牧之原サービスエリアに着くころにはすでに19時近くなっており、少し焦りも出てきていました。
静岡で一泊するべきか、東京に進撃するべきか。
そうこう悩んでいるうちになにやら高級そうな車が停まってくれました。
この時間、わずか30分。
しかも、なんと東京までの出張帰りということで東京まで乗せて行ってくれるとのこと。
出張帰りでかなり暇をしていたそうで、面白そうな子たちがいると話しかけてくださったのでした。
ちなみに車はジャガー(2000万ほど)の車。
会社で重役をやっているそうです。
見た目は30台後半程度でしたが、懐の深い優しい方でした。
夜21時30分ごろ、無事に東京へ到着することができました。
このヒッチハイクを行って学んだヒッチハイクのコツは以下の通り。
- 車の通りが多い場所(大きな国道や大型サービスエリアなど)で行う
- スケッチブックには具体的な地名を書くこと
- 目的地は自分たちの行き先の通過地点で近い場所を書き、毎回書き換えていくこと
- 立つ場所は車が停まれるスペースの20m手前
- 最高の笑顔を忘れない
全5台のドライバーの皆さま、本当にありがとうございました!
余談ですが、僕が育った場所「四国」は県民の人柄もよくヒッチハイクにとても向いていると思います。
四国や高知について書いた記事があるので、参考にしてみてください。
ご精読ありがとうございました!