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本日はネパールのヒマラヤ山脈の一つ、「アンナプルナ」へトレッキングしたときの話を紹介します。

 

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アンナプルナとは?

ネパールの中央約50キロにわたって連なる山脈の総称のことです。中でも一番高い部分は標高8091メートル、世界で10番目に高い山なのです。トレッキングのベストシーズンは10月~11月または3月~4月です。この時期が乾季にあたり、毎日絶景を見渡しながら山を登ることができます。

 

わたしが登ったのは5月の初旬でした。天気はぎりぎりって感じでした。昼をすぎればほぼ100%曇るので、景色を楽しめるのは午前中だけでした。

どこまで登れるの?

もちろん8091メートルを登頂したわけではありません。それは本格的な登山です。プロでも相当な準備をして臨むものであり、われわれ旅行者が手を出していいものではありません。

 

われわれのような一般の旅行者は「トレッキング」で行けるところまで行きます。アンナプルナ・ベース・キャンプと呼ばれる標高4130メートルのエリアです。ここでも富士山より高いです。初・4000メートル越え。わくわくします。

 

どこから登れるの?

アンナプルナはネパールの「ポカラ」という街から登ることができます。カトマンズに次ぐ第二の都市であり、ネパールでは代表的な観光地です。

 

どれくらい時間がかかるの?

今回紹介するアンナプルナ・ベース・キャンプ(通称ABC)まで登ると、往復で9日かかりました。かなり時間がかかると思われるかもしれませんが、日本の山のようにテント泊をする必要はありません。各拠点にはロッジが備わっており、一泊100ルピー(150円程度)で宿泊することができます。ベッドもシャワーも備わってます。

 

食事もそのロッジでとることができます。料理の種類もわりと抱負で、窮屈な思いはしませんでした。

 

トレッキング用品は?

本格的なトレッキングになりますから、トレッキング用品を準備する必要があります。日本から持っていく必要はありません。すべてポカラのトレッキング用品店で借りることができます。質も悪くなく、雨の中歩いても全く問題ありませんでした。

 

気になるお値段ですが、激安です。トレッキングシューズ、寝袋、ウェア、ストック、バッグなどすべてを10日分レンタルして2000ルピー(5000円程度)で済んでしまいました。日本から道具をもっていくより安上がりです。

 

アンナプルナに登ろう

じっさいに行く準備ができたらアンナプルナへ登ってみましょう。途中までしか登らないというかたもたくさんいますが、時間が許すならばABCまで登るのが絶対におすすめです。絶景度が段違いです。ABCの美しさは筆舌に尽くしがたいです。天国です。絶対に登ってください

 

まずはアンナプルナ入域許可証を手に入れる

山を登るためには入域許可証を発行してもらわなければいけません。ポカラにあるツーリストセンターで発行してもらいましょう。(約2000ルピー)発行にはそれほど時間はかかりません。

 

まずは玄関口「ナヤプル」へ

アンナプルナの玄関口は「ナヤプル」と呼ばれる場所にあります。ここへはポカラ市内から車を使っていく必要があります。選択肢は2つです。バスかタクシーか。

 

どちらで行くかは私も悩みましたが、費用対効果を考えてタクシー選びました。早く登り始めたかったですしね。バスの場合は出発時刻が決まっていたり、速度が遅かったりであまりおすすめしません。数人でタクシーに乗ればお金もそんなにかかりません。バスだと95ルピー、タクシーで800ルピーです。

 

ルートはいくつかりますが、ここでは黄金ルートを紹介します。宿泊地点はナヤプルをスタートとしてナヤプルティルケドゥンガゴレパニタダパニチョムロンダンプスマチャプチャレベースキャンプアンナプルナベースキャンプです。

まずは第一目標である「ゴレパニ」を目指します。ちなみにガイドやポーターは雇いませんでした。ガイドなしでも一本道ですし看板もあってわかりやすいので十分に登れます。

ナヤプルからトレッキングスタート

タクシー(またはバス)でナヤプルについたらさっそくトレッキングを始めます。ゴレパニまでは2日かかるため、1日目はティルケドゥンガという場所を目指します。

しばらくは穏やかな道並みが続きます。しばらく進むとビレタンティという場所で入山許可証を見せるように言われます。ちゃんと許可証を持ってないと帰らされることになるので注意してください。

道の途中には川が流れていて、川で遊ぶ子供たちがたくさんいました。途中には山小屋レストランで食事をとったり、川遊びをしながらゆっくりと登りました。かなりスローペースで登ったと思います。焦りは禁物、楽しく登りました。

昼をすぎるとだんだん雲行きが怪しくなってきました。これは私たちも注意していたことなのですが、15時までには必ず宿につくようにしていました。山の天気は変わりやすいんですね。朝はあんなに晴れていても急に曇るので、山の怖さを早くも実感しました。

予定通り、15時にはティルケドゥンガに到着できました。約4~5時間くらい歩きました。ここで標高1520mだそうです。すでにそこそこの高さにきてしまいました。今日はここで一泊です。

ロッジは約100ルピーで泊まれ、食事もそこでとることができます。というか、他に食事できるところがないです。笑

おなかもすいたところで、さっそく食事にしました。あっ、ちなみに洗濯は水道水を使って自分で洗ってくださいね。干す場所はそこら中にある洗濯用ロープが使えました。

 

ゴレパニを目指す

二日目はゴレパニを目指します。15時までに着くのが望ましいので、朝9時には出発しました。1日目に比べてかなり山の奥深い風景が広がります。

たくさんの棚田や樹林をくぐり抜けていきます。斜面も急な部分が多くけっこう足腰にきます。昨晩の雨で道もぬかるんでおり、かなり歩きにくかったです。

約6時間ほど歩き、ゴレパニにつくことができました。ここで標高2860mほどです。

プーンヒルの朝日

ゴレパニに一泊して朝5時に朝日を見に行きました。夜中はかなり冷えるので、羽織るものを忘れてはいけません。1時間ほどさらに登ったところにプーンヒルと呼ばれる絶景ポイントがあります。道はかなり暗く、ライト必須です。しばらく歩くと横に逸れる道があるのでそっちへ進みます。「プーンヒル」という看板があるので見逃さないように

寝起き状態での1時間登山はかなり身体にこたえます。さらに気温も低いので便乗して身体を痛めつけてきます。

しばらく続く階段道を登り切ると、展望台に到着しました。そこから見えるアンナプルナの神々しい姿。

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アンナプルナTシャツを着て写真撮影をしている人がたくさんいました。

ここで標高3210mです。看板と一緒にパシャリ。

ぞんぶんに絶景を楽しんだら、一度宿に戻ります。朝ごはんを食べて次の出発に備えます。むろん、ぐっすり眠れました。

ゴレパニからチョムロンへ

ゴレパニを出発すると急に下り坂が始まりました。

じつは「アンナプルナ」という山を登るためにいくつも山を越えていかなければならないのです。ここからはアップダウンの激しい道のりが続きます。せっかく登った3210mを下っていくのは少し寂しい気もしますがガマンガマン。

タダパニへの道のりの途中は、今までと違ってところどころでアンナプルナの姿を拝むことができました。その姿を見つめながら一歩一歩を踏みしめるたびに「いま確実にABCへ近づいているんだ。」という実感が沸いてきます。

タダパニで出会った最高の宿

タダパニへ到着した3日目。どこのロッジで泊まろうかな、なんて話しながらロッジを見てまわります。そこでひときわ目をひく看板が…。

【SUPER VIEW LODGE】

いや、もうここしかないでしょう。なんですかその自信は。すぐさまロッジへかけよります。

さっそく部屋を拝見します。

「わーーお。」

全面ガラス張り。

結果からいうと、最高の朝日が拝めました。笑

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いや、まぶしすぎて目覚めた瞬間にこの朝日が目の前にあるんでよ。まさしくスーパービューです。

景色が良すぎて朝から大○愛のさくらんぼを熱唱しちゃいました。←なぜ?

中間地点チョムロンへ

4日目、ついに中間地点であるチョムロンに到着します。ここまでくると、アンナプルナもかなり近い。急に近くなったその姿に胸とトキメキが止まりません。

ここで同じロッジに宿泊していたヨーロッパ系の女性に声をかけられます。

「もしかして今朝、歌を歌っていた?」

はい、丸聞こえだったみたいです。すいません。

そこからはお互いの国の歌を教えあったり、言葉を教えあったしました。同じ目標をもつ者同士、すぐに仲良くなることができました。

チョムロンからABCへ

ここまでくればABCはすぐそこです。アップダウンも少なくなり、「アンナプルナ」という山を登り始めた感覚が強まります。

ダンプスに近づくと、草木は急に少なくなり雪があちらこちらに見えるようになりました。水が流れている部分は凍っていたり、突然の夕立にあったりと山の厳しさは増すばかりです。

6日目、ダンプスを越えマチャプチャレベースキャンプ目前までくると、これまでとはまるで違う景色がそこには広がっていました。
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自分たちを見下ろす山々。あきらかに今までよりも近い雲。

かなり空気も薄くなってきていました。上を見上げると遥かに高い山々。

「ここがヒマラヤなんだ。」そう感じざるをえませんでした。

マチャプチャレベースキャンプへ到着

6日目の昼前にはマチャプチャレベースキャンプに到着することができました。ABCまではあと2時間程度。いっきに登ってしまおうかとも思いました。

しかし脳裏を横切る言葉。「高山病

ここで標高3750m。およそ富士山と同じ高さ。

じつは昔、富士山を登ったときに高山病にかかったことがあったのです。あのしんどさはもう味わいたくない。

念のため一泊することに決めました。

15時をすぎると突然の吹雪が始まりました。気温もいっきに下がり始め、まわりは全く見えなくなりました。ああ、山の天気変わり方の恐ろしいや。

ついにABCへ到着!

次の日の朝に山を登り始め、ついにABCへ到着しました。

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いっきに開ける視界。8000m級の山々に囲まれた聖域。息をするのも忘れるくらい美しいその場所でただただ見入ってしまいました。

ついにたどり着いたんだ。

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アンナプルナトレッキング

 

まとめ

絶景の中、長い長いトレッキングの思い出をかみしめていました。しんどいときもあったけど、それ以上に楽しかった。たくさんの想いが駆け巡ります。

自然と向き合い、仲間と向き合い、自分自身と向き合う。

そんな素敵な9日間でした。

 

僕はそれほど山登りをしたことがありません。

この山を登る前に登った山は、富士山と天保山くらいです。

そんなド素人でも優しく受け付けてくれる山、それが「ヒマラヤ」「アンナプルナ」なんです。

 

人生に一度、ぜひこの山を登ってみてはいかがでしょうか?

 

 

以上

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

世界30カ国を旅した世界一周経験者。上海出身の妻をもつ26歳。山登りと海潜りが趣味です。「効率的に個人旅行を楽しみたい旅行中級者」を対象に国内外の旅行情報をメインとした特化ブログ「まさトラべる」を運営中。